2018年3月8日木曜日

少子化が進む山村の学校事情



なんもく村の子供たちはとっても元気!


人口減少が止まらないオラが村・なんもく村。

当然ながら子供たちの人数も年を追うごとに減少してゆき、現在、小学生26名、中学生17名。

数字だけ見れば、そこそこいるように感じる人もいるかもしれませんが、9学年に割り込んでみれば平均4.77名。ひと学年5名弱ですから、多い学年もあれば少ない学年もあり、なかには在籍0名という学年も出てくることになります。



将来の小学生予備軍の未就学児の状況は、今以上に厳しい状況にあり、若い子育て世帯が今のままこの村に住み続けたと仮定しても、数年後には学年にひとりというケースが増えることが予想され、直面する若い子育て世帯にとっての大きな悩みになっているようです。

学年に我が子がひとりだけ、もしくは女の子同士で2名なんていうケースも当然でてくることになり、子を持つ親としては切実な思いをずーっと抱え、このままでいいのかと自問していることだろう思います。


子を持つ親ならきっと考えるもの


もしも、たった一人の同級生がこの村を出てゆくことになれば、我が子ひとり残されることになるご家庭は、先の見えない村での教育課程あきらめ、自衛の手段を模索することでしょう。

この先も、この村で子育てを続けてゆくことへの不安は計り知れないものがあり、我が子を少しでも充実した環境の中に移してやりたいと思う親たちは、この村の子育て環境に見切りをつけ、決断してゆく事だろうと思います。

今の状況が変わらなければ、残念なことではありますが正しい選択のひとつだろうとも思っています。

この村を離れ、新たな土地に居を構え、望んでいた環境を手に入れた代償として、謂れのない非難を浴びることもあるだろうと思います。それでも我が子の育つ環境を変えてやりたいと思うのは、親としてごく自然な衝動であり、決して責めることはできないだろうと思います。


どこを目指すべきか、誰のために動くべきか。


我が子の置かれている教育環境を思い、”この村を出る”という選択を考えていないご家庭や、出ることは叶わないと考えるご家庭のなかには、『人数が少ないのなら小学校と中学校を一緒にして小中一貫教育を目指そう。』と考える方たちもいるようです。

耳障りの良い“小中一貫教育制度”。
とても新鮮でなにやら心地よい、上質な教育環境があるような気がしてきますが、この村の義務教育環境にいま求められているものは、そこではないように感じていますし、子育て世代の抱える不安を解決することはできないだろうと思います。



歯止めがかからない村外への移住&他校への転校。
選択する余地の極めて少ない今の教育環境から、いまよりも少しでも選択の余地があり、ひとりでも多くのクラスメイトがいる中で義務教育を受けさせたいと望む親の気持ちは痛いほどわかります。

村の誇りとしての村立小中学校。
時代と共に移り変わる状況の中で、もしかしたら、その役割を静かに終えようとしているのかもしれません。

すでにとうの昔に子育てを終えた諸先輩方々の中には、郷愁と根拠のないプライドに突かれるように、村立の学校は何が何でも残さなければと考える向きもあるようですが、現在の子育て環境、その親たちが抱えている言いようのない不安感というものを、推し量り共有するだけの感情に乏しくなってしまっているのかもしれません。

以前にも書いたことがありますが、この村で暮らす若い世代の人たちが我が子を育ててゆく途中で抱える不安感を減らすためにも、学校区や行政上の縛りを越えて、近隣の小中学校との統合という手立てを真剣に考えていったほうが良いのではないかと思っています。

もちろん、それですべての子育て世代が安心するわけではありませんが、これまでのケースや現在の状況を考えれば、ひとつの大きな判断材料にはなるのではないでしょうか。

やるかやらないかだけなのです。

言葉だけでなんやかんやと騒いでみても何も変わらず。
動いてみるだけの価値はあるのではないでしょうか。

今現在、この村で子育てをしている世代の方たちは、決して手をこまねいて待っていてばかりはくれません。
何も変わらなければ自分たちで行動し、新しい道を切り開いてゆくことだろうと思いますし、当然の動きだろうと思います。

やるか、やらないか、だけなのです。

7 件のコメント:

  1. 存立の岐路を迎えつつあるかも知れない村立小中学校に対しまして、下手な謎掛けを発信するのにもの凄い抵抗がありますが、海外を含めた数多くの弟子ファンのため、僭越ながら送らせていただきます。

    「小中学校」とかけまして、「オラが村の生活」と解かせていただきます。
    その心は、「クラス(暮らす)には委員(医院)が必要です。」

    thank you! にじゅうしち!

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    1. うまいっ!
      さんくにじゅうしちねぇ。

      んっ?
      こっちじゃないのかな?

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  2. リハ・ビリージョエル5/08/2018

    かたじ屋殿

    ハーイ!ヒダリビジクダイテニカゲツハンタチマシタ
    トナリニイエガタチマシタ
    ナオルマデサケタチマシタ
    マイニチマイニチリハビリデウデゲンキニナリマシタ

    〇翻訳
    今晩は左肘骨折から早二ヶ月半がたちました。
    ギブスでL字に固まった左腕も、左耳に人差し指を突っ込むことやネクタイをしめたり、
    ご飯茶碗を持って食事することも出来る様になりました。
    ただ健康な腕のしなやかな動きがマダマダ出来ません。
    病院でのリハビリと自宅でのストレッチを頑張ってます。

    ど〜も・ど〜も毎度ご無沙汰しております。
    イヤハヤ歳を重ねてからのケガはするもんではありませんね。一点にとどまらず全身に影響の波が
    広がるんですよ。
    『治すには体力一番』実感であります。

    〇学校事情・・・軽口を挟むつもりはありませんが私感として、町でも村でも『子供達』の姿を見るとホッとします。大勢いればなおさら。
    子供の後ろには若いご両親がいますから・・・その地域の繁栄や期待みたいなものがあると思える
    のです。
    街中の私の地域においても子供の減少と老人世帯の増加があります。
    その理由は御村とはまた違うところにあるにせよ、かたじ殿のご意見は考えさせられますね。
    薄い考えはこの辺までにします。

    thankyouにじゅうしち・・・
    解読し飲み込むまでに2分47秒かかったリハ・ビリーザキッドかな。バッキューン!

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    1. リハ・ビリーザキッドどの

      ずいぶんとご無沙汰をしております。

      忙しいふりをして、更新を疎かにすること早や2か月。
      南牧村でもいろいろな動きがあったような・・・なかったような・・・。

      いつのまにか一年で一番輝いている季節を迎え、川の向こうの県道をツーリングの爆音が流れ聴こえるGWをやり過ごして薪作りに精を出す私。

      いっときの喧騒はかすかに、この村が元気だったころの面影を見せてくれますが、それも本当にいっときのこと。

      さてさて、これからどんな歳の取り方をしてゆきますか?
      私も、この村も。



      歳を過ごしてからの骨折は元に戻すことが難しいと言われています。
      焦らずじっくりと、あきらめることなく鍛錬ください。

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  3. 敬愛なるリハ・ビリージョエル殿

    敬愛する大先輩に、しかも、嫉妬に近い感情さえ抱く文章エピローグ(「・・・かな」で締めくくる名文のことでございます)といった形で小生のことにお触れ頂き、心の底から感動し、恐縮致しております!

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  4. リハ・ビリーはキット5/10/2018

    かたじ屋殿

    エールありがとうございます。
    未来の自分に苦労かけぬよう鍛錬し続けます。

    『健康』であってこそ身体・精神のバランスがとれているものなんですねぇ。
    身をもって知りましたよ。

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  5. リハ・ビリはキット5/10/2018

    お弟子殿

    こちらこそ恐縮です。
    『あっ!そうか』までホント時間を要する始末。
    酢でも飲んで脳ミソを柔らかくしてみまス。

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